インドネシアならではのデザートを堪能

15 4月, 2022 2 categories

マルタバク・マニス　Martabak manis

インドネシアのデザートは、必ずしも冷たいまま提供されるとは限りません。マルタバク・マニス（甘いマルタバク）は、西洋のパンケーキに似ていると言われることがあります。
そのおいしさは、香ばしさと甘さが混在していることにあります。甘さはコンデンスミルクから、塩味はマーガリンやバターからきています。
健康的な食事とは言えないが、忘れられない味であることは間違いありません。

チェンドール　Cendol

2018年にCNNは世界のベストドリンクの1つとしてチェンドールを挙げました。緑色の米粉のゼリーにパームシュガーシロップ、ココナッツミルク、ジャックフルーツを添えて作ります。
ジャワ島が発祥のチェンドールの爽やかな味わいは、パームシュガーシロップの甘みとココナッツミルクの香ばしさに由来しています。

ビジ・サラク　Biji Salak

サツマイモを使った球形のデザートで、ココナッツミルクとパームシュガーのシロップをかけて食べます。果物の種に似ていることから、ビジ・サラク（蛇果の種）と呼ばれています。
モチモチとした食感で、ラマダン期間中はタクジル（断食明けの軽いおやつ）として食べるのが一般的です。

アンスル　Angsle

ロンドの屋台はアンスルも出すのがお約束。アンスルは、ロンドの強烈な生姜の温かさに比べてマイルドな味わいです。
パンダンを加えたココナッツミルクをベースに、パン、緑豆、小さなタピオカパール、ピーナッツ、ペトゥロ（タピオカ粉と米粉で作った伝統的なお菓子）がトッピングされています。
場合により、生姜を加えて、もう少し刺激的にすることもできます。

セニル　Cenil

セニルは、ピンクやグリーンなどカラフルな形が特徴です。タピオカ粉で作られたセニルは、パームシュガーシロップをかけて食べます。
最近では、伝統的な屋台でもよく見かけるようになり、誕生日や結婚式など家族の行事で出されることもあるそうです。

セラビ　Serabi

セラビはインドネシアのパンケーキの一つです。

インドネシアには多くの種類のセラビがあり、その中でも最もポピュラーなのがセラビソロとセラビボゴルです。セラビ・ボゴルは米粉とココナッツミルクで作られ、黄金色のココナッツ・シュガー・シロップをかけて食べます。

セラビソロは、生地にあまり火を通さないため、薄くパリッとした皮と柔らかい中心部が特徴で、ココナッツミルクの風味が豊かです。
チーズやチョコレート、ピーナッツなどのトッピングを添えて提供されます。

ドドル　Dodol

ドドルは西ジャワのタフィーのようなデザートで、もち米粉、ココナッツクリーム、パームシュガーで作られるのが一般的です。
ドリアン、ストロベリー、チョコレートなど、さまざまなフレーバーがあります。この料理は東南アジアの他の国に移民した人たちにより食べる習慣のある地域が広がっています。

エスティーラー　Es Teler

エスティーラーは、ジャックフルーツ、アボカド、ココナッツミート、グラスゼリー、かき氷、ココナッツミルク、甘いコンデンスミルクなど様々な材料からなる清涼飲料水です。
この料理は、Hj. Samijem Darmo PutroとTukiman Darmowijonoによって1960年代に作られたと考えられています。好きな人は自分の好みに合わせてフルーツを入れることが多いです。

ダダー・グルン　Dadar gulung