ラマダン・ビュッフェでマレーシアの地方伝統料理を食す


マレーシアのサバ州とサラワク州の伝統的な料理が食べたくなったら、この時期がそのタイミングです。ザ・リゾート・カフェ@サンウェイ・リゾートのラマダン・ビュッフェ「Jemput Makan」では、「伝統的なレシピの体験」と題して、サバ州とサラワク州の料理とその他の州の料理にスポットライトを当てて提供しています。

レストランに入るとレモングラス、レモン、パンダンリーフ、カフィアライムの葉から作られる伝統的な飲み物「コディアグ」で歓迎してくれます。
シニア・シェフのHalid Hm Burus氏とシェフのTournant Mohamad Yatim Supaat氏は、料理は本場の伝統レシピで作られていると語りました。
「私はサラワク州の出身で、久しぶりに故郷に帰りました。その際に故郷の料理を食べてもらおうと思ったんです」とTournant氏は語ります。
「リヌートとイカン・アンパプのレシピはサラワク州のものです。リヌートはアンブヤットとも呼ばれますが、このレシピはもう忘れられてしまっているのです」Halid氏は言います。

Image credit:SAMUEL ONG/The Star

アンブヤット(リヌート)はサゴヤシの実から作る料理で、ブルネイの国民食と言われてますが、マレーシアのサバやサラワクでも食べられています。
もうひとつは、サバ州の伝統的なレシピであるヒナヴァ(バラマンディのセビチェ)で、ライムジュース、レッドオニオン、ジンジャー、ゴーヤに漬け込んだ魚の切り身が特徴です。

またレストランの外では、バザールのような雰囲気の中で、様々な伝統料理を試食することができます。ヤギを25種類以上のスパイスで一晩マリネし、4時間かけてじっくりと焼き上げた「カンビング・バカール」、レマンを竹の中から取り出し、ケトゥパと一緒に食べる「レマンゴンカン」や、セランディングをまぶした「ビーフレンダントック」など、ユニークな料理もありました。肉料理が好きな人には、鶏肉と牛肉を炭火で焼き、ゴマをかけた「ダギング・サライ・パンガン」などがおすすめです。デザートには、伝統的なクイ・ムイ、ドドル、アイス・カカンなど豊富な種類が揃っています。

Jemput Makanのラマダン・ビュッフェは、大人1人RM198、子供1人RM99で、5月2日までの午後6時半から午後10時半まで利用できます。

アクセス:THE RESORT CAFÉ @ SUNWAY RESORT, Lobby Level, 1, Persiaran Lagoon, Bandar Sunway, Petaling Jaya, Selangor.

Top Image credit:JAYNE LOO
出典:The Star