秋田県大館市にある廃線になった線路を活用したレールバイクに乗りにいきました!大館市内中心部から車で県道沿いに東へ約20分くらい、県道から脇道にそれたところにある清風荘という民宿のすぐ目の前にバイクレールの発着場があります。

Image credit:Daisuke Goto

大館小坂鉄道レールバイクは、小坂鉄道の廃線した線路を使い、地域活性化の目的で制作された映画に地域資源を活用した取り組みとして登場したそうです。その後、実際に観光客の方に乗車してもらった体験イベントを数回実施した後、常設運行されているようです。

今回は家族4人で事前に予約していたので確実に乗車できましたが、結構人気なアトラクションのようで、たくさんの人が待っていました。休日は予約していないとなかなか乗れないかもしれません。到着後、申込書を記載して費用を支払い車で待機、しばらくするとアナウンスで呼ばれてレールバイクの説明と簡単なレクチャーを受けます。といっても操作は自転車と同じなので簡単です。各バイクのみなさん準備ができたら出発です。私の家族は前に二人、後ろに二人の配置で、4人全員がペダルをこぐレールバイクに乗車、後ろの2つのサドルは結構位置が高く地面から離れているのでなかなか爽快です。走行距離は単線区間往復3.6㎞、約40分ほどの旅路です。往路は多少登りの勾配がありますが、そんなにきつくないので、ゆっくり行けば、息が上がるほどではなかったです。

先導する動力車のトロッコを先頭に、少し間を空けながらそれぞれ出発します。スタート直後は林間コースで新緑の緑をゆっくりと走ります。開けたところを県道沿いに暫く走ると旧小雪沢駅を通過、その後一番の目玉である足元に川が丸見えの橋を渡ります。後ろのサドルにのっていると結構高いので、高所恐怖症の私には少し怖いですが、なかなか体験できることではないので、とても興奮しました。その後、みんなで力いっぱいこいでスピードだしたり、のんびりこいだりしながら旧雪沢温泉駅を通過し、折り返し地点に到着。単線なので、ターンテーブルで向きを変えてから、みんなが到着するのを待ちます。みんな到着したら、今度は来た道を戻ります。帰りは若干の下り勾配なので、ほとんど体力を使うことなく、空気の澄んだ気持ちの良い緑の中を疾走できます。

Image credit:小坂鉄道レールバイク

普段は絶対に入れない線路の上を自転車で疾走する気持ちよさはなかなか味わえないと思います。新緑の季節には天気が良ければ新鮮な空気とのんびりした雰囲気に癒されること間違いなし、皆さんもぜひトライしてみてください!

Top Image credit:Daisuke Goto
written by:Daisuke Goto