北部のランソン省にあるドンラム草原は、水に浸かるとまったく別の美しさを見せます。フーリエンコミューンの北に位置する約100ヘクタールの生態系エリア、ドンラムのパノラマ写真です。
石灰岩の丘や広大な草原で飼いならされた馬が緑の草をかじる姿が美しい乾季（10月から3月）とは対照的に、この地域の大半は15メートルも浸水し、完全に水没しないのは一部の高台と巨大な植物だけです。
この時期にドンラムを探索するには、地元の人が使う小さないかだを借りるしかありません。
地元ガイドによると、ドンラムの洪水シーズンは、降雨量によって1週間から約1カ月以上続くそうです。時には、水が引く直前に数日間だけ上昇することもあるので、観光客は地元の人にドンラムを訪れるのに適した時期を問い合わせる必要があります。
草原はラン・ベン村の高床式住居からわずか2キロのところにあります。草原はドンラム湖に流れ込む小道や小川を飾りにして、石灰岩の丘の間を約1.5キロメートルにわたってうねりながら流れます。洪水の季節には、筏で移動する人々や網で漁をする人々で湖は賑わいます。
洪水シーズンには、住民が小さないかだに観光客を乗せて少数民族の村を巡り、副収入を得ています。
小さなイカダを借りて、水浸しの草原を自分で航行できるようになると、非常に魅力的な体験ができるそうです。
また、ノンドゥン湖でカヤックをしたり、フーリエン村の観光を楽しむこともできます。草原はベトナム北部の観光地として人気を集めており、ホームステイも盛んに行われています。ソントゥイ・ホームステイ、フォン・ソン・リトリート、グリーン・フォレスト・ホームステイなどがあります。
Top Image credit：Trung Nghia, Hung Vi
出典：VnExpress.net
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