台南市のホラー展 来場者数が多すぎて困惑 台湾


台南美術館で開催されるホラー展の初日チケット販売が、あまりの多さで2度にわたり中止されました。タイトルは「幽霊と地獄」。この展覧会は10月16日まで開催されています。パリのケ・ブランリー=ジャック・シラク美術館で開催された展覧会の台湾版になります。企画・キュレーションはジュリアン・ルソー氏。

台南市の博物館によると、開場から1時間以内に1,000人以上が展覧会に入場したとのことです。正午までに、チケットは3,000枚が販売され、博物館には4,000人以上の訪問者がありました。しかし、同館は4つの展示室にそれぞれ50人しか収容できません。

このため、同館は正午にチケットの販売を中止し、午後3時30分には販売が再開されたものの、1時間もしないうちに再び販売が停止されました。午後6時に再開したところ再び盛況になったため、あまりの混雑ぶりに19時15分以降の入館をお断りすることを発表しています。

初日の入場者数は6,861人。

「僵屍」と呼ばれる清朝時代の衣服をまとった3体の死体が展示されているH展示室にも時間制限を設けました。僵屍は、吸血鬼とゾンビの両方の性質を併せ持つことから、中国的なミックスと考えられている生物です。

1980年代初頭、香港の映画監督サモ・ハン(洪金寶)がカンフー・ファンタジー・コメディ映画に登場させたことから、キョンシーが広く知られるようになりました。

Top Image credit:Tainan Art Museum
出典:The Tipei Times

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