観光客100万人を目指すパッケージツアーを推進 


アジア太平洋地域の各国がパンデミックによる渡航制限を緩和し国境を再開する中、タイ政府は国際便の再開を目指し、今年末までに短距離路線で約175万人の外国人観光客を誘致したい考えです。
また、そのうち100万人以上は東南アジア諸国からの観光客に期待しています。バンコクポスト紙によると、タイ国政府観光庁は格安航空会社タイ・エアアジアなどと協力し、今後数カ月以内に最低18,000のツアーパッケージを導入し外国人観光客の増加を図る予定だそうです。

近隣諸国の人々の入国制限が緩和されタイや周辺地域へ旅行できるようになった今、TATは東南アジアから年間100万人以上の旅行者を呼び寄せたいと考えています。
具体的には、ベトナムから一人旅や家族連れのパッケージツアーを11,000件、シンガポールから若いカップルやミレニアル世代のツアーを3,000件誘致することを目標としています。
また、マレーシアとカンボジアについては、メディカルツーリズムを中心に、それぞれ1,000組のパッケージツアーの誘致をめざしています。

タイ・エアアジアの2022年の搭乗者目標は1200万人で、外国人観光客が3割を占めます。来るソンクラーンでは、チェンマイ、ハットヤイ、プーケット、クラビといった主要路線で90%のキャパシティを見込み、その他地方への便は80%を超えるキャパシティの可能性もあるそうです。

Top Image credit:AirAsia
出典:Bangkok Post