新北市のかぼちゃシーズン到来 台湾


台湾北部では5月から6月にかけてカボチャの収穫が始まりますが、このほどホテルやレストラン、スーパーマーケット、国内有数の食品メーカーと共同で、カボチャ製品や料理を豊富に提供するプロモーションを開始しました。

新北市淡水区は、国内でも最高品質のかぼちゃの産地として知られています。大屯火山群に隣接するミネラル豊富な土壌と水のおかげで、他の産地のかぼちゃよりも甘みが強いのが特徴です。淡水カボチャは、焼いたり、蒸したり、詰め物をしたりするのに適しています。

新北市政府はこの栄養豊富なかぼちゃを普及させるため、地元のホテルやスーパー、レストラン、さらには国内の大手食品メーカーと提携し、かぼちゃ麺やクラッカー、ケーキなど、淡水かぼちゃにちなんだ料理やお菓子を開発しました。アイメイ食品は、地元の生産者を支援するために、かぼちゃのチーズタルトを展開する予定です。

Image credit:New Taipei City Government

新北市の侯友宜市長は、共同プロモーションの記者会見で、地元農家を支援する企業に感謝し、消費者にユニークで香ばしい料理やお菓子を食べてもらうよう呼びかけました。侯市長はまた、カボチャチーズタルトの製造のために淡水産カボチャ6,000キログラムを調達した一美食品に感謝の意を表しました。

新北市政府農業局によると、かぼちゃのほか、新鮮でおいしいスイカや青タケなども旬を迎えているとのことです。

 

Top Image credit:Taiwan News
出典:Taiwan News