新鮮なテイクアウトランチ マレーシア


セクション14界隈は、さまざまな食べ物に簡単にありつける、にぎやかな商業エリアとして知られています。朝10時ごろの遅い時間帯やランチタイムには、ポスマレーシアとメイバンクが向かい合っているジャラン14/19に向かうとよいでしょう。そこには、労働者階級の客にサービスを提供するフードトラックが停まっています。

ナシ・ケラブやナシ・ブリヤニを売る「Cita Rasa Pantai Timur」という屋台からは、スパイシーなフライドチキンの香りが漂い、持ち帰りランチのベストセラーとなっています。

Image credit:AIDA AHMAD

ここの料理は毎日新鮮な上、リーズナブルなので、大人気です。ご飯は茶色の紙で包まれているので、プラスチックなどで環境を汚染する心配はありません。

バタフライエンドウの花びらを使った青いご飯が特徴のナシ・ケラブは、クランタン州やトレンガヌ州でよく食べられている料理です。ナシウラムとも呼ばれるこの料理は、ケラブ(サラダ)の材料となるハーブや野菜の種類が豊富なため、ボリューム満点の料理です。

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「Cita Rasa Pantai Timur」のケラブは、キャベツ、ロングビーンズ、ブンガ・カンタン(トーチジンジャー)、ダウン・セロム(ウォーターセロリ)、ダウン・セライ・カユ(インドネシアローリエ)のほか、チリ・サンバル、スパイシー・トゥミスグレービー、ロースト・グレードココナツ、魚フレーク、そしてブドゥ(発酵したアンチョビソース)などが不可欠なアイテムとして入っています。

ナシケラブにはアヤムゴレンベレンパが欠かせないが、塩卵、目玉焼き、ケロポック(魚のせんべい)なども追加できます。香ばしいナシ・ブリヤニには、アヤム・マサック・メラとキュウリ・パイナップル・ケラブーが付いて、ランチにぴったりの食べ応えのあるメニューです。

フードトラックのオーナー、Mohd Naza Mahmud氏は、「スパイシーなフライドチキンとサンバルソースのレシピは、何世代にもわたって受け継がれてきたものだ」と語っています。ナシレマはスパイシーなチキンと一緒にサンバルも食べられるので、お客さんに好評だそうです。

「Cita Rasa Pantai Timur」の屋台は、月曜日から金曜日の午前9時30分から午後3時まで営業しています。ジャヤ・ショッピングセンターから徒歩2分のところにあり、駐車場も完備されています。

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出典:Star Media Group Berhad