台北のインド風ベジタリアンを堪能！

5 4月, 2022 2 categories

「3 Idiots Toast ＆ Curry」は、インド人オーナーが台湾でベジタリアンインド料理を盛り上げるために立ち上げた人気のインド料理店です。

店名は、人気コメディ映画『3 Idiots』にちなんで、オーナーが命名しました。

この映画には、「バカなエネルギー」を持つことの大切さを伝える意味が込めらていて、人生の挑戦に対してとんでもなく強いポジティブな態度をとることが、結果的に順調に進むということを店名に反映しています。
3 Idiots Toast & Curryはベジタリアンに理想的なお店で、ビーガンにも対応しています。中山区と大安区に2店舗あり、MRT南京復興駅より徒歩4分ほどの場所にある中山店には、入口の前に3つの変なお尻があるのですぐ気づきます。

店内は床から天井まである大きな窓から自然光が降り注ぎ、爽やかでウッディなインテリアにより明るい暖かい雰囲気を醸し出しています。

平日の正午にはほぼ満席になるほどの人気店なので、時間が決められる場合は事前に電話で予約することをおススメします。

地下エリアは、エキゾチックなインド装飾に囲まれ、赤レンガの壁が華やかで神秘的な雰囲気を醸し出しています。また、ほのかにお香のかおりが漂いリラックスした気分にさせてくれます。
オーナー、シェフ、ウェイターさんが全員インド人なので、最も本格的なインド料理店と言えるでしょう。

「2人用コンボセット」は、シェアできる大きなお皿の前菜、メインディッシュ、グリルドトースト、北インドカレー、ドーサ、ルティ、デザート2品、ドリンク2杯がセットになっています。

ドリンク

ソフトドリンクコーナーで選んだドリンク2本がセットになっています。アップル＆マンゴージュースはフレッシュでピュアな味わい、グラスは大きいので十分な飲みごたえです。
マサラミルクティーは甘みが少なくほのかなミルク味、香りのよいハーブやスパイスと一緒に煮出しているマサラ風味がかなり強く感じられました。

前菜

パニプリ
店内を歩いて席に着くと、ほとんどの人がこれを注文していました。インドのストリートフードとして人気があるそうです。この料理は、食べる前に食べ方を聞いた方がよさそうです。

1)サクサクのボールを手に取り、スプーンの柄で丁寧に穴をあけます。
2)ボールの中に3種類のソースをそれぞれ入れます。
3)最後に、ボール全体がほぐれてグチャグチャになる前に口に入れます。

甘み、辛み、歯ごたえが口の中ではじける、味わい深い一品です。

メインコース

インディアンタリー
3 Idiotsレストランで最も人気のあるメニューの一つで、予想以上にボリュームがあります。
カレーは3種類あり、全粒粉のトースト、サラダ、ターメリックライスがついています。
トーストは柔らかく、野菜の甘みが感じられるもので、カレーにつけて食べます。

この料理のカレーの味は、3種類。左の「カリフラワーポテトカレー」は、白いカリフラワーが使われているため、少し甘めの味わい。真ん中の「スパイスレンティルカレー」も甘く、シナモンとミルクの風味が効いていて、とてもクリーミーな味わいです。ターメリックライスとの相性が一番良さそうでした。
一番上の蓮の実のカレーは、トマトの味が濃くコッテリしていますが、塩味は控えめで、とても美味しいカレーです。

今までいろいろなベジタリアン料理を食べてきましたが、蓮の実の豆はタンパク質が豊富で栄養価が高く、よく食材で使われているようです。
この料理には、サラダとポテトチップス、そして小さいながらもとても美味しいお菓子がついています。
おやつは、ココナッツ風味の綿菓子がぎっしり詰まったようなもので、すぐに溶け生姜の風味が少し舌に残ります。