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韓国昌徳宮の夜間見学ツアー開催 


ソウルで最も人気のある観光スポットの一つである昌徳宮恒例の夜間見学会を4月21日から開催と、文化財当局が発表しました。
文化財庁と韓国文化財財団によれば、100分間の夜間宮殿見学ツアーは4月21日から6月12日まで、毎週木曜日から日曜日まで1日4回実施される予定です。

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赤や青の絹の笠をかぶった韓国の伝統的な提灯を持って夜の宮殿を散策し、静かな雰囲気を楽しむことができると、13年前から外国人観光客や地元の人たちに人気のプログラムとなっています。
自然環境と調和した韓国宮殿建築の最高傑作とされる昌徳宮は、朝鮮王朝(1392-1910)の5つの宮殿の中で最も保存状態が良いとして、唯一ユネスコ世界遺産に登録されています。

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今年は初めて「徽軫灯籠(きしんとう)」エリアがコースに加わりました。元々は王の寝室であり、後に王の仕事場として使われた場所で、1917年に火災に遭い、元の建物は焼失します。
その3年後に再建された建物は、西洋文化の影響により、木製の床板、カーペット、ガラス窓、シャンデリアが設置されています。
このほか、韓国伝統芸能の公演や、王と王妃が芸術的な風景で知られる秘密の花園を散策する様子を再現したミニイベントも開催される予定です。チケットは3万ウォンで、電子商取引サイト「インターパーク」で購入できます。

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出典:The Korea Times