ベトナム初、国際バルーンフェスティバル開催 


ベトナム北部のトゥエンクアン省は、今年3月30日から4月4日まで、初の国際バルーンフェスティバルを開催。

トゥエンクアン観光年2022イベントの一環として、同省と国際気球協会がベトジェットエアと共同で開催するこのフェスティバルには、英国、米国、日本、台湾、韓国、タイ、スペイン、オランダなど世界各国のバルーン20機が集結する予定。
ここでは、ベトジェットエアーのバルーンが、ベトナムを代表する。

主催者によると気球が展示・飛行される場所は省内のトゥエンクアン市、タン・チャオ特別国家歴史遺跡、ラーム・ビン地区の3か所。
トゥエンクアン市のグエン・タット・タイン広場では、ベトジェットの搭乗券またはeチケットを提示すると、無料でバルーン飛行を楽しむことが可能。
2022年12月31日末までの全ネットワークの搭乗券およびEチケットが対象となるが、フライト時間は限られるため、到着した観光客が先着順に優先される。

初の国際バルーンフェスティバルは、ベトナムの観光復興を促進するためのイベントで、主催者は、「この祭りは、地方だけでなく、国家全体のポテンシャルを高めるものです」と述べた。
フェスティバル参加者は、フランスの植民地主義者に対抗してベトナム人を率いるためトゥエンクアンに戻ったホー・チ・ミン大統領の75周年祝賀祭を含む、トゥエンクアン観光年を祝うユニークな活動に参加する機会もある。
また、フェスティバルに参加する各国のバルーンパイロットとの交流も可能。

ハノイから165kmほど離れたトゥエンクアンは、ベトナムの新しい魅力的な観光地として注目される。
北部の山岳地帯の中心に位置し、絵のように美しく、詩的な風景を持ち、いくつかの少数民族のコミュニティがあるため、文化の多様性が豊かである。トゥエンクアン省人民委員会のホアン・ヴィエット・フオン副委員長は、「国家観光年の各イベントを開催するため、インフラの整備や人材の育成など十分な準備をしてきた。
220万人の観光客を誘致するために多くのフェスティバルや文化イベントが開催される」と述べた。

TOP Image credit:Vietjet Air
出典:Viet Nam News