食と癒しの旅路、中国東部の小さな町


“貝や甲殻類の海鮮素材の故郷 “と呼ばれる中国東部の浙江省沿岸の県を紹介します。街の名前である三門は中国語で「三つの扉」と訳され、全国から海鮮愛好家を迎えています。
東シナ海に面しているため、牡蠣、マテガイ、カニなどの貝や甲殻類が豊富で、この地の食卓に欠かせない食材です。中でも一番のご馳走はワタリガニです。

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秋はカニを食べるのに最も適した季節で、三門ではワタリガニを蒸したり、茹でたり、煮たりして食べます。身は柔らかく甘みがあり、麺類との相性もよく、観光客には人気の組み合わせです。古くからの集落や小さな島々があり、近年は島巡りや海鮮料理をメインとした観光業が発展しています。中でもシェパン島は人気の観光地です。

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シェパン島は1,360もの洞窟があることで有名で、「千の洞窟の島」とも呼ばれます。また、東シナ海の絶景を眺めたり、古代の村々を散策したりと、都会から離れた素敵な時間を過ごすことができます。

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出典:CGTN