古代神話のテーマパーク、武漢で建設開始 2022年10月開館予定


中国中央部の湖北省武漢市で、中国古代の神話をテーマにしたテーマパークの建設が始まりました。総投資額1億5000万元(約2400万ドル)で、9月に完工し、10月からショーを開催する予定です。第一期工事の計画面積は5,600平方メートル、劇場と展示館を併設する予定で、古代文学の「山海経」をテーマにしています。

秦の時代以前の中国を文化的、地理的に説明した「山海経」は、2200年前に書かれたもので、地理、民俗、伝説やおとぎ話が豊富に含まれる、中国神話の起源の1つとされている文学です。
中国神話の母神である“Nu Wa”をはじめとする物語を、高度なデジタル技術を駆使してプログラム化、またスタッフが神話の登場人物に扮して園内をパレードするなど、ファンタジーの世界を演出する予定です。

このテーマパークは武漢の新しいランドマークとなり、武漢の観光発展を後押しするものと期待され、正式オープン後は年間約35万人が訪れる見込みです。

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出典:Chinanews.com