龍泉洞温泉ホテルに泊まり翌日朝一で清水川沿いを散策しながら上流に向かって歩いていくと、日本三大鍾乳洞の1つとされている龍泉洞に到着です。

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龍泉洞は洞窟内に棲むコウモリと共に1938年に国の天然記念物に指定されています。確認されているのは洞内総延長距離の約4,100mと地底湖が8つ、その内公開されているのは洞内700mと地底湖3つの部分です。

未確認の部分を含めると長さは5,000mを超えるだろうと予測されているそうです。ちなみに大雨で増水すると大量の水が噴き出し中に入れなくなるそう、また湧き出す水は日本名水百選に選ばれてます。

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入場券を購入して早速入場、真っ暗な洞窟内のライトアップされた細長い通路を進むと長命の泉があります。一口飲むと3年長生きするという言い伝えで名づけられたそうで、浅いところでも青く見えるほどとてもキレイな水です。泉と言ってもここでは飲めませんので、飲みたい場合は外の水飲み場で喉を潤しましょう。
水はもちろん龍泉洞の水です。ペットボトルで売ってもいたような。。。

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洞窟といえばコウモリ、龍泉洞にも5種類のコウモリが棲んでいるそうです。

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さらに進むと、月宮殿と呼ばれる幻想的にライトアップされた広い空間が現れます。これぞ洞窟という鍾乳石がたくさんある場所です。

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更に進むと、やってきました深さ35mの第一地底湖です。

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続いて深さ38mの第二地底湖(全般的に撮り方下手ですいません。。)あまりの水のキレイさに見入ってしまいます。

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上を見上げるとこんな感じで、異空間です。

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そして観光客が入れる最深部にある深さ98mの第三地底湖です。光が届かない奥底から巨大生物が出てきそうでちと怖いです。

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出口へ続く階段を登ると、地上に戻るトンネルへと続きます。

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トンネルの途中にたくさんワインが貯蔵されていました。岩泉町の山葡萄を使ったワインを熟成させているそうです。

写真だと凄さがイマイチ伝わらないかもしれませんが、龍泉洞は見る者を魅了する自然の力をバンバン感じられる空間で、ライトアップによる水の青さも強烈に印象に残ります。間違いなくパワースポットと言える場所でしょう。

道路を挟んだ反対側には、かつて龍泉洞とひとつに繋がっていたであろうといわれる、龍泉新洞科学館があります。こちらの洞窟は狭いですが、明るい洞内で様々な展示がされている資料館になっているので、知識を増やす目的でぜひ立ち寄りましょう。

最後にもう1つおススメは、龍泉洞の湧き出た水が流れ込む清水川沿いの遊歩道です。ここは天気が良いとメチャクチャ癒される空間です。立ち止まって見る先の空間が一枚の癒しの絵になります。龍泉洞は「体に活力を与えてくれる癒し」、清水川沿いの遊歩道は「心に平静さを与えてくれる癒し」という異なる癒しを体感できると思います。ぜひ遊歩道も歩いてみてください。

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written by:Daisuke Goto

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