インドネシアの世界遺産
分類 :文化遺産
アクセス:ジョグジャカルタからバスで約40分
ジャワ島中部のプランバナンには、9~10世紀に建設された仏教とヒンドゥー教の様式を融合させた寺院群が点在。
宇宙の破壊、創造、維持をつかさどるシヴァ、ブラフマ、ヴィシュヌの3神が祭られた神殿では、ヒンドゥー教の世界観を感じられる。
分類 :自然文化遺産
アクセス:ラブアンバジョ(Rabuan Bajo)からコモド(Komodo)島まで約60km
サバンナの草原が広がるコモド島はジャワ島の東に連なる小スンダ列島の中ほどに位置し、リンチャ島、パダール島とともにコモド国立公園に指定。
主にコモド島に生息するコモドオオトカゲ(別名コモドドラゴン)は、成長すると体長約3m、体重は100kg以上にもなる世界最大級のトカゲ。
登録年 :1991年
分類 :文化遺産
アクセス:ジャカルタからジョクジャカルタへ国内線で約1時間、
ジョクジャカルタからバスで約1時間
ジャワ島中央部、ケドゥ盆地に位置する世界最大の大乗仏教遺跡。
中心となるボロブドゥール寺院はシャイレーンドラ朝時代の760〜850年に建立される。
仏教における宇宙観を示す立体曼荼羅であると考えられ、全高約35m、一辺約120mのピラミッド構造で三界(欲界・色界・無色界)を表している。
ウジュン・クロン国立公園
分類 :自然遺産
アクセス:ジャカルタ市内(Jakarta City)から車と船で約6時間
ジャワ島最西端に位置するウジュン・クロン半島と沖合いの島々からなる国立公園。
一帯は自然保護区に指定され、ジャワ島に残る最良かつ最大の低地熱帯雨林を形成。
ジャングルには約700種の多様な植物が見られ、世界でここだけと言われる絶滅危惧種のジャワサイが生息。
サンギラン初期人類遺跡
分類 :文化遺産
アクセス:ジョグジャカルタから鉄道でソロバラパン(Solo Barapan Sation)駅まで1時間、
ソロバラパン駅から車で約45分
ジャワ島東側中部の町ソロの近くにある。
1936~1941年の発掘調査によりホモ・エレクトス・エレクトス(ジャワ原人)の頭蓋骨など原人類の化石人骨が数多く発見され、150万年前頃からの類人猿から人類に進化する過程を示す非常に重要な手がかりとなる場所。
ロレンツ国立公園
分類 :自然遺産
アクセス:ニューギニア島西部のイリアンジャヤ州
岩手県と青森県を合わせたほどの広さの国立公園。
東南アジアの最大自然保護区に、多種多様な動物が生存。確認された希少動物には極楽鳥やキノボリカンガルーなどがおり絶滅危惧種も含まれる貴重な生息地。
公園内には有名な「ダニ族」含め8部族ほどが昔ながらの生活スタイルで居住。
スマトラの熱帯雨林遺産
分類 :自然遺産
アクセス:メダン(Medan)から車で約4時間
スマトラ島北西部から南東部まで広がるバリサン山脈に位置する。
グヌン・ルセル国立公園(86万ha)、ケリンチ・セブラ国立公園(138万ha)、ブキット・バリサン・セラタン国立公園(36万ha)の3つの保護地域からなる熱帯雨林。
バリ州の文化的景観:トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システム
分類 :文化遺産
アクセス:デンパサール国際空港からバトゥール湖まで車で約2時間
「神々が住む島」とも呼ばれるインドネシアのバリ島。その内陸部の山の斜面には美しい棚田が幾重にも連なる。
「バリの水がめ」バトゥール湖、女神を祀るウルン・ダヌ・バトゥール寺院、ペクリサン川流域のスバック(棚田)の景観、バトゥカウ山保護地区スバック(棚田)の景観、タマン・アユン寺院の5つの資産から構成された文化遺産。
サワルントのオンビリン炭鉱遺跡
分類 :文化遺産
アクセス:西スマトラ州の州都パダンから車で4時間の盆地に位置
19~20世紀にかけて、オランダ東インド諸島政府によって開発された産業地域。
アクセスの悪いサワルントのオンビリン炭鉱から、ヨーロッパの技術を利用して高品質の石炭を採掘、加工、輸送するために建設される。