日本の三大名城を言われるお城は?
三大名城には色々な諸説あり
日本のお城は歴史があり景観が美しくいつの時代も人気の観光スポットです。外国人にも人気があります。
よく日本の三大名城と言いますが、三大名城とはどの城を指すのか諸説があるようです。日本の「三大名城」については、公式なものではありません。
日本の三大名城は、大坂城・名古屋城・熊本城との説があります。
大阪城、名古屋城、熊本城を三大名城に選ばれる理由として、名城の条件は決して天守だけではなく城郭が軍事的な防御施設であることより、その縄張りを評価することにあるようです。
築城の名手といわれた加藤清正と藤堂高虎も、縄張りの名手だったとあり、加藤清正による縄張りの熊本城、藤堂高虎による縄張りの名古屋城、大阪城を挙げています。
そのほかの説として名古屋城・姫路城・熊本城を指し「日本の誇る大城郭建築を、三大名城としてピックアップ!」とあります。
日本三大名城とは、日本国内で特に歴史的・文化的な価値が高く、観光名所としても知られる城のことを指すようです。
また熊本城、姫路城、松本城の三つを一般的に知られている「日本三大名城」として挙げられる例もあります。
熊本城(熊本県熊本市)
熊本城は、九州地方に位置する城で、築城は17世紀初頭に始まりました。江戸時代初期に改修され、石垣や天守閣などの堅牢な構造が特徴です。日本の城郭建築の傑作として高く評価されています。南北朝時代から戦国時代にかけての重要な戦いの舞台としても知られています。

姫路城(兵庫県姫路市)
姫路城は、国宝に指定されている日本最大の城であり、白い外観が特徴的で「白鷺城(しろさぎじょう)」の愛称でも知られています。築城は14世紀に始まり、戦国時代には多くの戦乱を乗り越え、江戸時代に現在の姿に整備されました。防御体制や美しい天守閣など、その姿は日本の城郭建築の代表的なものとされています。

松本城(長野県松本市)
松本城は、信濃国(現在の長野県)の城として築かれました。現在の天守閣は、16世紀に築かれたものではなく、現存する日本の天守閣としては最も新しいものです。日本で現存する木造天守閣を持つ数少ない城の一つです。この城は美しい黒い外観が特徴で、「烏城(からすじょう)」「黒部城(くろとじょう)」とも呼ばれ、日本の代表的な城の一つとして知られています。

日本の城は地域ごとに特色があり、その美しさや歴史的背景から、多くの城が「名城」として称えられています。ただし、特定の「三大名城」として公式に認定されたものはないため、個々の見解や地域によって異なる可能性があります。